2011年11月12日

クラウディハート

ギターを持ってタクシーに乗ったら、運転手が話しかけてきた。

「お客さん音楽関係ですか?私もむかし好きでビートルズ日本公演も観に行ってるんですよぉ」

驚いてよくよく話を聞くと、運転手さんは1953年生まれ、ということはその当時中坊。高倍率のチケットを入手するために、買うと抽選券だか申込み券が当たるライオンの歯磨き粉を40個買ったりとかして、なんと二回も観たそうだ。

ビートルズ日本公演を観た、という人には、今まで2人ぐらい会ったことがあるが、さすがに2回観たとゆう人には初めてだ。いろんな証言で、当時は音響が貧弱なため、全く演奏が聞こえなかった説と、いやちゃんと聞こえたぞ説とがあるのだが。

「いや〜A席だったけど、音はしょぼかったですねえ。ポールのベースが小さくブーンと聞こえてくるぐらいで。でもなんの曲かは分かりましたよ」

そんな感じ。今では考えられないが、当時の武道館のアリーナ席は、警備上の危険を回避するために全部つぶした状態。今でもビートルズのライブ映像を観る度に思うんだが、モニターもへッタクレもなかった状況のわりには、ものすごく演奏がちゃんとしてたバンドだった気がする。

さらに、そんなロック黒船が攻めてきた現場の生き証人のこの運転手さんに、じゃアンタが今まで観たライブの中で、ナンバーワンは何だ?と訊いてみた。

「私のカミサン若いんですけど、カミサンの趣味で一緒に観たBOOWYは良かったですね!」

意表をつかれたが、すげーなと思った。この人にとってBOOWYはビートルズをも超えたのか。恐るべし。
posted by 石井chan at 01:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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